サウダーデ…ポルトガル人の感情や人生観を最もよく表しているポルトガル語です。懐かしさ、思い出、郷愁と訳されています。ポルトガル人に愛されている民衆の愛歌、ファドにもこの言葉が頻繁に使われていることからも分かります。南欧の明るい日差しに照らされながらも、どこか物悲しくて何か懐かしさをかもしだし、我々異国人でさえも郷愁を呼び起こすような風景がそこここで見られる国、尊大なところがなく、気取りがなく、親切な国、それがポルトガルです。
ポルトガルは北緯36°58″(茨城・栃木・群馬の県境)から42°9″(襟裳岬)、西経6°11″から9°30″にかけて位置するイベリア半島の最西端、つまりヨーロッパ大陸の最果て大西洋に開かれるように位置する国です。面積は9万1982k㎡(日本の約4分の1)、人口は1千万人弱(東京より少ない!)です。首都はLISBON。
国全体は、大きく6つの地域に分けられます。北から【コスタ・ヴェルデ】【モンターニャス】【コスタ・デ・ブラタ】【ブラ二シェス】【コスタ・デ・リスボア】【アルガルヴェ】です。この後、ゆっくりとそれぞれの地方を旅するように紹介できたらと思っています。
あまり期待しないでゆっくりお付き合いくださいね。